見角私、以前は大手と言われる会社にいたんです。仕事には幅と深さがあると思うのですが、大手で自分が担当できるところはそのなかの狭くて浅いココだけ、みたいな縦割りの場合が多くて。

記者そうなんですね。僕もつい知っている今は大手企業に目が向きがちなんですが・・・

見角そういう方がいいという人もいますけどね。でも私はもっと深く、全体を見られる仕事がしたかった。それが実現できるのが当社だったんです。雑誌もうっすらとしか知らなかったですし、特にシニア大好き！でもなかったですけど（笑）

記者入社してみてのギャップはありましたか？

見角特になかったですね。当社は、すごくロジカルな部分があるので効率的なんですよ。「なんでこんなことやらなきゃいけないんだろう？」と思うような無駄がない。そこは入社前から感じていた、すごくいい点です。

記者新卒で入社した場合はどうやって配属が決まるのですか？

見角会社全体を見られる経営幹部候補を育てたいという想いから、入社して3年間はジョブローテーションという体制をとっています。複数部署を経験してみて、どこに向いているのか適性をみて決めます。

記者へ～！3年間くらいはずっと雑用かと思っていましたが、いろんな仕事を経験できるのですね。

見角企画系がやりたい人にはキャンペーン企画をまるごとお願いしたり、制作・ディレクションをやりたいということであればプロジェクトやサイトの管理をお任せします。基本的には「適材適所」になるようにしていますが、手を上げればチャンスはゴロゴロしている環境です。

記者あまり社歴などは関係ないんですか？

見角そうですね、”やりたい”を持っている学生であればいろんなことができます。例えば、経営課題に対して解決のアプローチを考えたとき、新しい企画をやるのが有効だと思ったら、提案書を作って、プレゼンして。そのまま社長の前ですることもあります。

記者えーっ！社長の前で！大手企業だと、なかなかそうはいかないですよね。

見角だと思います。社長との距離が近いというのも”少数精鋭”な企業の魅力ですよ。

記者やっぱり働いている方は女性ばかりなんですか？

見角男性もいますよ！女子高じゃないんだから！（笑）男女比4：6くらいですね。私のいるWEBチームも5：5です。男性もバリバリ働いていますよ。

記者そうなんですね。てっきり女性ばかりで男子はソワソワしてしまう感じかと思っていました。男性も働きやすい環境なのですね。

記者社内はどんな人が多いですか？個人に裁量があるから、ガツガツした人が多い？

見角そうでもないですよ。ガツガツというよりは、真面目でお客さん好きな人が多いですね。

記者そして、シニア好き？

見角そうそう、シニア好き。って変な意味じゃなくてね（笑）毎日、読者さんからいただいたハガキは全社員に配信されるんですが、時には厳しくカツを入れていただいたり、こんなの待ってたのよって嬉しいお声をいただいたり。直接コミュニケーションが取れる場も多く、逆に元気をもらうケースも沢山あります。

記者話を聞いているといいところにばかり目がいってしまいますが、逆にここは改善していきたい、という点はありますか？

見角少数精鋭、ですかね（笑）

記者それは・・・強みにもなっているところですよね（笑）

見角そうです。少数精鋭自体は良いと思うのですが、それ以上にやりたいことが沢山ありすぎて･･･もっと精鋭がいたらあれもこれもできるのにってヤキモキすることがあります。

記者では最後に、学生に向けて何かメッセージをお願いします！

見角学生時代は自分の好きな人とだけ関わっていればいいですが、社会人となるとそうはいかない。「何考えてるのこの人、意味わかんない！」と思うことがあっても、その中でお互いの価値観をすり合わせたり、理解をすることが必要になります。それがこれから先何十年も続くので、学生時代のサークルやゼミ活動は、その勉強だと思って欲しいですね。就活は緊張するでしょうが、とてもいい経験になるので応援しています。