企業に依存しない自立した女性へ 富国生命保険相互会社
業務部 副課長
根矢 哲郎様

「保険の仕事」というイメージ。なんとなく、ゴリゴリおすすめしてくるイメージです・・・。

記者本日はお時間いただきありがとうございます。さっそくお伺いしたいのですが、正直、今まだ学生の身分で、自分で保険に入っていないので想像がつきづらいところがあります。

根矢そうですね。保険の商品についてご説明しだすとちょっと長くなるので今は置いておくとして、では「保険会社の営業」と聞いて何かイメージありますか?

記者なんとなくですが、おばさんがゴリゴリおすすめしてくるイメージです…。あとノルマが厳しそう。

根矢みなさんそうおっしゃいます(笑)実際、一昔前はそういう時代もありました。今は環境が変わってきていて、「ライフプランコンサルタント」と言って、お金のプロとして、個人のライフプランニングのお手伝いをする専門職として位置づけられています。

記者ライフプランニング…。「保険」って病気や怪我など、何かあったときのためのものではないんですか?

根矢もちろんその役目は大きいです。では、その「何かあったとき」例えばそうだな、佐藤さんが10年後には結婚して旦那さんも子供もいるとする。そんなとき突然事故にあって寝たきりになってしまったら…いくら必要かわかります?

記者全然想像もつかないです・・・。

根矢でしょう?今の佐藤さんに必要な保険とは全然違ってきますよね。一人ひとりの生活状況やライフプランにあわせて、必要な保障をご提案するのが私たちの仕事です。収入とのバランスもあるので無駄がないかも鑑みながら適切なプランニングをしなくてはなりません。

記者なるほど。聞けば聞くほど奥が深そうです。

FP(フィナンシャルプランナー)というお金のプロ

記者目指す資格とかってあるのでしょうか?

根矢フィナンシャルプランナーの資格取得を推奨しています。

記者FPというやつですね。聞いたことあります。

根矢そうです。最近は生命保険を「資産」として運用するケースもあって。銀行にただ置いておいても増えないけれど、積み立て型の保険で一定期間払い込むと元本よりも増えていく商品とかですね。

記者そんなのあるんですか!

根矢あるんですよ。保険は買い物として考えたら高いですから、掛け捨てでなく貯蓄として運用するのも賢いやり方です。

記者なんだか保険のイメージが変わってきました。

官公庁や企業へ出向くスタイルの営業。会社単位で担当が持てる!

記者保険会社ってすごくたくさんあると思うんですが、富国生命さんはどんな特徴がありますか?

根矢対個人の保険を扱っていますが、当社では官公庁や企業などの団体を担当として持って、そこの社員の方へのサポートをします。

記者会社に行くんですか?

根矢そうです。お昼休みに社員食堂にお邪魔して「お変わりありませんか?」なんて声をかけるイメージです。

記者会社に入ったことのない私たちにはちょっとハードルが高そうですが・・・

根矢はじめは先輩と同行するので大丈夫ですよ。「単純接触の効果」といって、用事がなくても訪問することで顔を覚えてもらって、そこから信頼していただけるようにしていきます。

記者いきなりゴリゴリしなくてもいいんですか?

根矢後になってもゴリゴリはしません(笑)量よりも、長く加入していただくことのほうが大事ですから。

記者そういうものなんですね。

根矢慣れると顔見知りの方が増えますし、行きやすいですよ。個人対個人の営業だとアプローチ先を自分で開拓するのがすごく大変ですが、会社単位で担当が持てるのでそこはいいところだと思います。

やっぱり女性が多いんですか?

記者保険会社の営業さんは女性が多いイメージですが?

根矢そうですね。歴史的なことを言うと、戦後、未亡人となった方たちに生命保険の営業の仕事を割り当てたことから、女性の活躍する仕事としてその立場を確立しました。今はその文化によるところもありますけれど、単純に女性のほうがコミュニケーション能力が高かったり柔らかい印象がありますよね。

記者はい。

根矢知らない人でも女性から笑顔で「こんにちは~」と挨拶されたら返してくれる場合が多いですから。話も聞いてもらいやすくなります。私ではそうもいかない(笑)

記者そ、そんなことはないです!女性でも、しゃべり上手じゃないとダメですか?

根矢しゃべればいいというものではありません!それよりも、真摯に相手の話を聞くことができるか、お預かりした情報を厳重に扱える責任感、そういった姿勢のほうが大事です。

「佐藤さんだから」と言われる。ロボットじゃできない仕事

記者この仕事のやりがいは何ですか?

根矢何人ものお客様の超プライベートな情報を聞くわけですから、責任感のある仕事です。家族構成、ライフイベント、年収…家族しか、いや家族でももしかしたら知らない情報をお預かりする分、いい加減にはできない。

記者はい。

根矢例えば大企業に入って、一部の仕事を割り当てられて、自分の代わりなんて誰でもいいんじゃないかーなんて感じる。そういった悩みはないと思います。

記者まさに手に職だと感じます。将来のキャリアステップはどのようになりますか?

根矢女性が働きやすい体制が整っているので、結婚、出産しても職場復帰して働き続けることができるのはもちろん、バリバリ働きたい!という方にはマネージャーとして活躍していただく道もあります。

記者ありがとうございます。では最後に、学生に向けてメッセージをお願いします!

根矢ダイバーシティって聞いたことあります?当社では女性が働きやすい、長く続けられる職場を掲げています。一般企業で男性と対等に張り合って働くやり方もあるけれど、女性の強みを活かして生活も充実させながらキャリアアップもできる。企業に依存しない自立した女性を目指すのであれば、ぜひ保険業界も視野に入れてもらえたらと思います。

富国生命根矢様、本日はありがとうございました!!