販売だけではない!商社やメーカーの仕事も味わえるのがコメリ

伊藤ところで、ホームセンターの仕事って、何すると思います?

記者やっぱり販売のイメージが強いです。

伊藤ですよね。そこもコメリが他社と違うところなんですが、コメリでは企画・開発~原材料の調達・輸入~在庫管理~運搬・物流~販売までを全て自社で行っているんです。

記者全て、ですか!?

伊藤そうです。なので、販売だけじゃなくて、メーカーや商社が行うような仕事も経験できるんですよ。

記者面白そうですね!!

伊藤実は、この流れを「マス・マーチャンダイジング・システム」といって、独自の流通システムとして戦略的に進めているんです。これがコメリが安くていいモノを提供できる仕組みなんですよ。

記者コメリの強みを活かしながら、社員も面白い仕事ができる。一石二鳥ですね!

伊藤はじめは現場を知るために店舗での販売を経験しますが、その先のキャリアは本当に多種多様です。

佐田私も22年いて4年しか販売やってないんですよ。あとは農業と教育、人事。

記者へー!意外です。販売以外にもいろいろあるんですね!

伊藤そうなんです、ジョブ・ローテーションでいろいろな職種にチャレンジできるのも、コメリの面白いところです。

独自の流通システム「マス・マーチャンダイジング・システム」により流通を変える

新人にも大事な仕事をポーンと任せてくれる会社

伊藤ここからは、社員2名にも加わってもらってたくさんお話できたらと思います。人事部の石田と、総務部の高本です。

記者よろしくお願いします!ではさっそく皆さんにお伺いしたいのですが、仕事をしていて、やりがいを感じた点や印象深かった出来事はありますか?

伊藤じゃあまず私から……。私は1年目からこの人事の仕事に携わらせていただいているのですが、合同説明会等に行っても、他の会社は年齢上の方が多くて。それだけ重要な仕事を任せてもらえているんだなということがやりがいになっています。今も採用担当として採用サイトの仕事をさせていただいていますが、それも私ともう一人の担当しかいなくて、4000人社員がいるうちの、4000分の2の仕事をさせてもらっているんだなと誇りに思います。

記者1年目から任せてもらえたりするんですね。

高本私もドットコム事業部というところに異動になったとき、いきなり1つのプロジェクトをポーンと任されたんですよね。「これ1年かけてやってね。」って、本当にポーンて(笑)。その時は、わーってなりましたけど、昨年比2倍の成績を残せたときは、やってやったぜと思いましたね。1年走り切ってよかったなって。

総務部の高本さん。以前はドットコム事業部にいらっしゃったとか

人事部採用グループの石田さん。これからお会いすることもあるかも…?

まっ暗な中での営業。お客様からの「やっててくれてありがとう」

石田僕は店長時代のことなんですけど、ちょうど東日本大震災があって。電気ガス水道が止まって、他のお店も閉まっている状況で、当社は住生活に関わるものを扱っているのでまっ暗な中営業してたんです。

記者まっ暗な中で……。

石田そう、でもお客さん来るんですよ。当社にはちゃんとそういう時でも営業できるようにマニュアルがあるので、まっ暗な中「いらっしゃいませ!」って。おばあちゃんと一緒に商品探して買い物したりして。お客さんからの「さすがコメリ!こんな時でも開いてますね」とか「やっててくれてありがとう!」という一言が本当に嬉しかったですね。

記者それは嬉しいですね!

伊藤私は熊本出身なんですけど、当時地元にコメリがなくてコメリのことを知らなかったので、どれだけ世の中に浸透しているのか、貢献できているのかわからなかったんですね。そんな中入社して店舗で販売の仕事をしていて、GWのピークのときに農作業の格好をしたおじいちゃんが来店したんです。「去年買った野菜苗がよかったから、また買いに来たよ!」と言ってカゴいっぱい台車いっぱいにしてレジに来てくれたことがあって。これだけ必要としてくれている人がいるんだなって印象的でした。

記者本当に地元の方にとって身近な存在なんですね。

稚魚を川に流す感じ。大きくなって帰って来いよ!

記者佐田さんはいかがですか?

佐田私は教育に携わっていたので、社員の成長が嬉しいですね。入社して2週間研修をするんですが、その短期間で目を見張る成長をする社員もいて。その研修が終わってから配属先に送り出すんですが、稚魚を川に流す感じというか。3ヵ月後にまた研修があるので、傷ついても大きくなって帰って来いよ!と成長が楽しみでした。

記者荒波に揉まれて帰って来いよと。

佐田そうです、3ヵ月後に会った時に傷を負ってたらそれはどんな傷かとか、どうやったらもっとデカい魚と戦えるかとか、さらに成長させるためにはどうしたらいいかって私もいろいろ考えたりね。

伊藤ちなみに私の研修担当も佐田だったんですよ。

記者そうなんですか!?

伊藤その時はまさかこうして一緒に働かせてもらえるとは思っていなかったんですけど、でも当時から「この人と働きたいな」「この人の元に帰ってきたいな」という安心感はありました。

記者その関係性がこうした雰囲気のよさにつながっているのかもしれませんね。販売だけでなく、本当にいろんな仕事があって、それぞれのやりがいがあることがわかりました。ありがとうございます!

なんとなくこの人の元に帰ってきたくなる、この安心感は何だろう?