綜合キャリアグループ×学生記者 【綜合キャリアグループ】将来なくならない仕事に就くには、どうしたらいいですか?
「人」と「仕事」を扱うプロに、これから就活を迎える僕らがどういう観点で仕事を選んだらいいのか、AIの発達する昨今、僕らが将来生き残るにはどういう仕事に就くべきなのか、お話を伺ってきました!行き先は、総合人材サービスを展開する綜合キャリアグループ。
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将来なくならない仕事って、あるの?
記者さっそくですが、僕たちこれから就活を迎えるにあたってお聞きしたいのですが……。今の時代AIが発達してきてだんだん人の手で行う仕事が減っていると聞きます。なくならない仕事って、あるんでしょうか?
田中作業的な仕事は全部なくなると思いますよ
記者え。じゃあ、例えば経理とかどうですか?
田中うーん……。職種というよりも、仕事に対する姿勢や考え方だと思うんですよね。極端に言うと今ある仕事が全部なくなったときにどうしたら生きていけるかというと、AIじゃできない仕事をつくり出すことじゃないですか
記者仕事をつくり出す……
田中そう、人間が試行錯誤して何度もチャレンジして失敗した事例をもとにAIはできているわけだから、新しいコトを生み出すのは人間にしかできないと思うんですよね。
「この人にいて欲しい!」という人材になる
記者それは、どういう基準で仕事を選んだらいいんでしょうか。
田中好きな仕事に就いたらいいと思いますよ。ただ、その中で、あなたじゃなくてもいいという状況を自分でつくり出しちゃダメ。どこの業界、どの職場に行ったとしても、「やっぱこの人がいないとだめなんだよなぁ」「この人にはいて欲しい」と思ってもらえる人になることですね。
記者はい。
田中そのためには、日々の仕事を作業にせずに、考えることですね。既存の方法に捉われずに、こうしたらもっと利便良くなるんじゃないか?新しい方法を見つけたらもっと顧客のニーズに応えられるんじゃないか?って考えて、自分が一番にチャレンジして、失敗して、事例を作っていけばいい。なくならない仕事に就こうというよりも、今の仕事がなくなったとしても新しい価値を見つけて仕事を生み出せる人になって欲しいです。
綜合キャリアの「独立収益性」という理念
記者綜合キャリアさんでは、その「この人にいて欲しい!」という社員を育てるために、何かしていることとか仕掛けはありますか?
田中たくさんありますよ。例えば、掲げている理念のひとつに「独立収益性」があります。
記者と、いいますと……?
田中どういうことかというと、複数の事業所や部署、チームがある中で、それぞれが収益を上げられる部門であること、という意味です。もっと言うと、私は新卒採用チームのリーダーとして採用活動をしているんですけど、同時に社外に売れるサービスを開発するということもやっているんです。
記者採用活動だけではなく?
田中そうです、私が新卒採用担当として抱えている悩みって、他の会社でも同じように悩んでいるんですよね。なので自分たちがこういうサービスあったらいいなぁとか、ここをこうしたら上手くいったという事例やノウハウを他社でも使えるように「新卒採用支援事業」としてサービス化して、売っています。
記者なるほど。
田中新卒採用って、皆さんの想像以上に企業側はコストをかけてやっていることなんですけど、当社ではかけたコスト以上に売り上げにしていきます。ひとりひとりが利益を上げられる人材になることを大切にしています。
「人」に関わるありとあらゆるサービスを展開
記者他にはどんなサービスがあるんですか?人材会社のサービスって、正直、考えてもあんまりイメージ浮かばないです……。
田中じゃあちょっとサービス一覧を見てみましょうか。
記者……。人材派遣、人材紹介、採用支援、人事コンサルティング、障がい者支援、システム……(ざっと30以上)。た、たくさんありますね……。
田中ですよね(笑)。ざっくり言うと、人と仕事をマッチングさせて報酬をもらうのがひとつの柱。あとはそれに付随して、企業の採用戦略を立てたり、応募受付の代行をしたり、社員の研修をしたり。関連システムやウェブサイト構築とか、いろいろです。
売れる理由はグループ連携による“シナジー効果”
記者たくさんサービスがあることは分かりました。でも、どこの会社も同じように悩んでいて、やっぱりどこの会社もそれなりにノウハウ持ってると思うんですが、“売れる”ためには、綜合キャリアさんならではの何かがないと売れないですよね?
田中鋭いですね!当社の強みとして言えるのは、グループ会社のリソースが使えることなんですよね。派遣や人材コンサルなど他の事業で取引している企業がすでにあるので、そこから新卒採用に困っている担当者を紹介していただいたり、イチから新規企業にアプローチしなくても総合人材サービスとしての基盤があるので、それを活用できるのが大きいですね。
記者派遣で培ったプラットフォームを有意義に使うということですか?
田中そうです。何か特殊なサービスを提供するというよりは、グループや事業の相乗効果を最大限に活かして営業できるということが強みになってます。
記者他社が同じことをやってない理由としては、分業のメリットもあるからですよね。強みである反面、デメリットもありますか?
田中覚えなきゃいけないことがたくさんあるってところですね。
記者やっぱり。
田中特に新規事業は早いスピードでブラッシュアップしていかないと他社に抜かれちゃいますからね。でもさすがに全部覚えるのは大変なので、虎の巻ありますよ。
記者す、すごいぶ厚いマニュアルとかですか?
田中ではないです(笑)。誰もがどのサービスも第一段階までは提案できるように、営業ツールと呼ばれる1枚もののリーフレットやトークスクリプトが揃っています。全部クラウド上にあがっていてスマホでも見られるので、このサービスってどう話せばいいんだっけという時も、企業訪問の直前まで確認できたりします。
記者へー便利ですね!