いきいき×AGESTOCK
WEB×シニア
新たなマーケットの第一人者
いきいき株式会社×AGESTOCK記者(えがちゃん)
今日は、WEB×シニアという新しいマーケットを創造している企業があると聞いて、ここカレーの街・神保町にやってきました。僕のオカンはLINEさえも使わないアナログ人間なので、どうもシニアとWEBがマッチするイメージがわきません。一体どんな世界なのでしょうか。さっそく突撃してみたいと思います。リポーターは僕、学生記者えがちゃんがお送りします!
記者では、いざ!!!!!!
記者本日取材させていただきますえがちゃんと申します!失礼します!!
見角こんにちは。はじめまして。
記者いきいき株式会社の見角様ですね!は、はじめまして!本日はよろしくお願いいたします!!
見角よろしくお願いします。
WEB会社かと思ったら、実は出版社だった
記者ではさっそくですが、WEB×シニアという世界について教えてください。
見角そうですね。先に少し会社の話をしましょうか。私たちは、60代前後の女性向けに、「いきいき」という雑誌を発行しています。1996年の創刊当時はシニアマーケットに注目している会社はほとんどなく爆発的にヒット。20万部発行のNo.1雑誌となりました。それ以来、ダントツの地位を保ったままTOPを突っ走っています。
記者そうなのですね!いきいき・・・すみません、知りませんでした。
見角そうでしょう。本屋には売ってないので、見たことないと思います。定期購読のみでお届けしていますから。
「ダイレクトマーケティング」という手法
記者なぜ書店には置いてないんですか?
見角当社では、外部の流通チャネルを介さずに直接お客様にお届けしてコミュニケーションを図る「ダイレクトマーケティング」を特徴としています。お客様と近い距離でお声をもらいながら誌面づくりをしたいんです。書店に置くと距離が遠くなってしまいますからね。
記者単純に目に触れるから書店に置けばいいというものでもないのですね。奥が深い・・・
見角読者に喜ばれるコンテンツ作りのために常にマーケティングのPDCAは回しています。それにはダイレクトにお客様のお声をいただくのが一番いいんです。
お客様の声にお応えして商品化→通販事業を開始
見角じゃあ本題になるWEBの話をしていきましょうか。雑誌「いきいき」から生まれたのが「ふくふく」「スムリラ」(通販カタログ)で、読者さんのこんなのあったらいいな、から商品化して通販をはじめたんです。
記者雑誌が最初だったんですね!
見角そうです。昔から読者さんとのコミュニケーションは大事にしていて、ご意見をいただきながら一緒に成長させていただいています。今は雑誌3:通販7の割合で、通販事業が収益の主軸になってきていますね。
70歳のミセスが当たり前にWEBを使う新時代を創る
記者僕の母はLINEさえも使わないアナログ人間なので、その世代の方がWEBで通販などというのがいまいち想像つかないのですが・・
見角いろいろな人がいるので一概には言えないのですが、統計でいうと60、70代はまだまだPCやタブレットが浸透しているとは言えないですね。それが50代になるとWEBを使う率がグッと高くなっています。十数年後には、年齢問わずPCやタブレットを当たり前に使う時代が来る。当社はそこに注目して、今WEBに力を入れています。
記者なるほど。ここでも新しい市場を切り開いているわけですね。
見角「WEB×シニア」というマーケットで成功している企業はまだありません。今から始めれば第一人者になれます!
「WEBマーケティング」はプログラムやシステム構築ではない?!
記者プログラムやシステムの知識がなくても第一人者になれますか?
見角なれますよ!というか、プログラムやシステムは外部にお願いするのでやりません。
記者え、そうなんですか??
見角もちろんできるに越したことはないですけどね。それよりも例えばバナーを作るときに、どうやったら伝わるか?だとか、特集ページの企画の構成を考えたりとか、”考える”のが仕事です。
記者てっきりプログラミングが必要なんだと思ってました・・・
見角お客様を理解する熱意が大事です!
記者僕たちはシニア女性というターゲットとすごくかけ離れた存在だと思うのですが、こんな僕たちでも戦力になれるのでしょうか。
見角もちろん!ターゲットとする顧客と自分がぴったり合う会社に行けることは、そうそうないと思うんですよ。そこで大事になるのが「想像力」です。
記者想像力・・・
見角そう、想像力。顧客像(ペルソナ)をしっかり作って、お客様側になって発想するんです。作る側の年齢や性別は関係ない。あるとよいのがホスピタリティですね。読者さんがどうやったら喜んでもらえるかなって考えること。
記者コンテンツの中身は若い人が考えて作ってるんですね。
見角そうですよ!自分が考えた企画やコピーで沢山流入してきてくれた時は、やった!って思いますよ。それで、何がよかったのかって検証をして、PDCAを必ずまわして。