安曇野食品工房×学セン学生記者 【安曇野食品工房株式会社】タピオカ、リッチゼリー…プロが集い、次のブームを牽引するメーカーは笑顔がいっぱい!
長続きするタピオカブーム。本日伺う会社は、コンビニやスーパーでブーム以前からタピオカドリンクを販売してきたという!食品メーカーは最も身近な会社ながら、実際の仕事はよくわからないところがある…。今日は思い切り質問をしてみたいと思う!
世界各国からグルメな観光客が集う築地場外市場を目の前にするビルに安曇野食品工房さんがある!絶好の冬晴れだ。
水戸さん
総務人事課
露木さん
マーケティング部企画課
阿南さん
総務部経理課
名刺交換の練習も企業訪問のやりがい!
他社も羨む雰囲気!ブランド“EMIAL”が社風そのもの!
本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
テーブルに置いてある商品は皆さん知っていますか?
あ、知ってる商品ばかり!
本日はデザートを食べながら若手社員と興味や疑問を語り合ってください!
タピオカの知名度を上げる信念とチャレンジ精神
我が社はデザートとヨーグルト、チルド飲料の三本柱です。シンプルながら独自性は業界随一と思っています。タピオカドリンクの発売はブームになる随分前。まだタピオカ自体知らない人が多い時代でした。
今はどこも行列なのに!
店頭に並べても美味しさをキープする技術、そして今は定番の太いストローの開発。全ていちからチャレンジを繰り返しました。その後は、認知度アップのため、11/9をタピオカの日と制定し、マスコミを活用しキャンペーンを繰り広げました。
今のブームはどう思いますか?
嬉しいことですね!「タピオカってなに?」と言われていた時代から、行列ができる人気になったんですから!
紅茶も自家抽出。商品開発は一筋縄ではいかない!
ひとつの商品が発売されるまでは数えきれないプロセスがあります。本日はマーケティング担当と総務部で経理担当の若手社員が登場しますので、ぜひ理解を深めていってください!
ブームは誰にもわからない!マーケティングの内なる努力
こんにちは。マーケティング部の露木です。みなさんマーケティングとはどんな仕事かわかりますか?
新商品を発案するなどですか?
発案はそのとおりです。しかし、その前に「どんな商品が売れるか」「次は何がブームになるか」など、市場や顧客ニーズの調査分析をすることがマーケティングの第一歩です。
初歩的な質問ですが、商品はどんなプロセスを経て発売に至るんですか?
「市場の穴はどこにあるのか」をリサーチし、企画案を商品開発担当者に出します。そこで試作を重ね、たくさんの調整や変更、時にボツを経て選ばれた商品が店頭に並びます。ざっくりですが(笑)
ボツもあるんですね
そうですね。実際、商品開発担当と試作品が出来上がったとしても、工場のライン適性の面でNGが出ることもあります。
工場の機械では作れないと!
食品は安全面が重要ですが、安定した供給もメーカーとしては大切です。プライベートのデザート作りのようにはいきません。工場という一見畑違いの知識も必要になるため、生産ラインの知識や工場の方とのコミュニケーションも大切です。
全国に発売する商品はそう簡単にはできませんよね。
目の前のデザートがものすごい物に見えてきた(笑)
安曇野食品工房が他社と差別化を図っているのは「高付加価値」。他にないこだわりが全商品に共通しています。お客様が安い商品でなく、わざわざ“EMIAL”ブランドを選んで頂くためには「美味しい」だけではだめなんです。
なるほど
パッケージから販促までこだわり抜き、最高の商品が店頭にデビューしたときの喜びは大きいです。
商品が店頭に並ぶまでは見えない努力が…
豊富なジョブローテーションでの経験から自分に合った道を
人事として面接時に希望職種を聞くと、マーケティングは一番人気なんですよね。でも、様々な経験をすると本当に自分に向いてる仕事がわかる。そして、経験を積んで全体を知ることがどんな職種にも必要なんです。
御社は入社後のジョブローテーションを重視しているんですね。
本当にそうなんです。マーケティングが企画した商品を研究所が試作、生産部や工場で「完全に生産可能か」、品質保証室で「品質に問題がないか」、そして法的確認。どれが欠けても商品は発売できません。
円滑なコミュニケーションが肝心なので、入社後にジョブローテーションを重ねた経験が活きています。
マーケティングはかっこいいイメージがありますが、各部署全てがあってこそ商品が我々の口に入るんですね。
チームワークでプロジェクトを完成させるのはかっこいい!
本社も工場も話しやすい社員ばかりなので、一丸となって取り組めます。
次のブームをキャッチするのも、今はワールドワイドにアンテナを張る時代。仕事が楽しいので、毎日充実しています。
総務部!え、こんなかっこいい仕事!?
さて、総務部経理課の阿南を紹介します。
よろしくお願いします!
総務部ってどう思います?(笑)私は経理課ですが、いずれは人事と管理を含めて総務の仕事のエキスパートになりたいと思っています。
総務のエキスパート!
総務部は「社員が全力で仕事をするためのマネージャー」です。経理は「会社が存在するために必須」なんです。我が社の業績は毎年伸びていますが、その喜びを会社そのものとして感じることができます。
かっこいいですね。先ほど、入社前はマーケティング志望の学生が多いと聞きましたが、総務希望はいますか?
入社前の志望より、入社後のジョブローテーションを経て配属希望を出す社員は多いですよ。私も営業を経て異動になり、今はやりがいを感じています。
総務部は社員に気を使うというイメージもありますが?
うちはそんなことないですね。デスク配置もオープンなので、話しやすい雰囲気です。そもそも質問しにくい社員がいませんしね(笑)
そうそう。阿南くんを始め、どんな小さなことでも質問しやすい。「この人に聞きずらいな」って雰囲気は一切ありません。
他社から羨まれる社風ということですか? いいなあ。
そうそう!明るく一生懸命!(笑)
笑い声が絶えないディスカッション!
ひとつの「美味しい笑顔」のために。専門のプロ達が一丸となる魅力
お三方、それぞれ職種は違うのにすごく和気あいあいと仲がいいですね。最後に、望む人材像を教えてください。
社風そのものの、明るく笑顔が似合う人がきっとうまくいくと思います。我が社はベテラン社員から若手まで幅広い社員がバランス良く在籍し活躍しています。頼れる先輩や切磋琢磨できる同期など、困った時も嬉しい時も助け合い共有できる社風です。
希望する専攻はありますか?
特にありません。文理も問いません。入社後は会社全体を学ぶためのジョブローテーションを通し、自分がやりたい職種を見つけてもらえば良いと思っています。
私も学生時代は経理をするとは全く考えていませんでした。入社後決める!で全然良いと思います。
社風が“EMIAL”そのもの。アットホームな雰囲気を魅力に感じ、どんどん先輩に質問して吸収していける人にはいつでも扉が開かれています。
食品メーカーには様々な分野のプロフェッショナルがいて、ひとつの新商品のために多くの人が活躍していることがわかりました。また、会社を支える総務のやりがいも。今日は身近なようで知らない世界を教えていただきありがとうございました!
オフィス見学!目線の先にはオフィスが…興味津々!
最後にみんなで記念撮影!あなたのチャレンジを先輩が笑顔でお待ちしています!
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