リリカラ株式会社×学セン学生記者 【リリカラ株式会社】インテリア業界のおもしろさ、知ってる?社員さんが「営業が楽しい」と言う理由【toB向けショールーム見学】【福利厚生充実】
すてきー
あっもう始まってました?
わたしたちが今いるのは、Lilycolor(リリカラ)という会社のショールーム。
インテリアの素敵さはもちろん、内装の美しさ、木とファブリックのいい香りにクラクラです。
でも、わたしたちが直接ここでお買い物をすることはありません。
なぜなら、リリカラさんの直接的なお客さんは企業さんだからです。
でもここにいたら、私の部屋にもほしくなっちゃう…。
リリカラってどんな会社?
それではショールームの様子をはさみながら、今回は、リリカラの総務と営業の方にお話をお伺いします!
総務部総務課・採用担当 渡邊さん
「うちの社名は英語なんですが、意味はわかりますかね?」
「百合(lily)の色(color)…?」
「そのとおりです! 百合の花って、少しクリーム色がかった白色をしていますよね。実はこれ、日本で一番売れている壁紙の色なんです」
「おしゃれな由来ですね~。やっぱり白い壁紙がウリですか?」
「デザイン性の高いものも需要がありますよ!」
「こういうデジタルテクノロジーを活用したものとか、」
「サーフ系とか、」
「こんなグラムロック調のものもあったり」
「クラブとかで使うのかなあ…」
「ちなみに私のうしろにある壁紙は『kioi』という壁紙です。これが全体を覆っていると圧迫感があるので、こういうふうに空間の一部で使います」
「ほかにインテリアの大きな特徴は何かありますか?」
「やはりオシャレなだけ、ただ壁紙を貼っているだけではダメで、機能性をとても大切にしています」
「機能性」
「たとえば玄関はもっとも人の出入りが多い場所なので、汚れのつきにくい壁紙がベストです」
「そういうことか~。キッチンなら、防火の機能がある壁紙のほうがいいですね」
「そのとおりです! でもオシャレで機能的なだけでもやっぱりダメで、リリカラは環境への配慮も大切にしています」
「どんな配慮がありますか?」
「カーテンって元をたどるとポリエステル、つまり原油から作っていますよね。でも原油は枯渇します。そこでリリカラは、サトウキビのしぼりかすを再利用して、バイオ的なカーテンを作っているんです」
「壁紙」、「カーテン」っていっても、いろいろな配慮がこめられているんだなあ~としみじみ。
快適でQOL(人生の質)の高い生活を送るために、インテリアは欠かせないものですからね。
インテリアはファッションに通ずる気もします。
どんなお客さんに売っているの?
最初に述べたとおり、リリカラのお客さんは法人。
私の場合はネットでポチれるけど、法人相手だとどんなセールスをしているのでしょうか?
「お客さんは、具体的にはどんな企業さんなんですか?」
「おもに代理店ですね」
「代理店?」
「うちの商品をおいてもらうお店、ですね。でも代理店はいろいろな他社の商品も置いていて、あまり多くの在庫を抱えられるわけではありません」
「ふむふむ」
「なので代理店から連絡をいただいて、リリカラの商品を発送します」
「もしお客さんから直接連絡がきた場合はどうなりますか?」
「まず建設業者さんに依頼をします。なのでうちのお客さんは代理店に限らず、ゼネコンさん、ハウスメーカーさんなどなど、さまざまな取引先があるんです」
「わたしたちにはなじみのないブランドですが、業界では知名度が高そうですね!」
「そうですね、代理店や内装業者さんでまず知らないってことはないでしょう。業界2位ですしね!」
壁紙や床にリリカラのロゴがついていればわかりやすいかもしれませんが、それじゃあ空間の雰囲気にも影響しますよね。
なじみがなくても業界ではスゴい企業、またひとつ発見できました!
リリカラのここもすごい!
★JASDAQ上場
★創業111年目の、業界では老舗の企業
★福利厚生充実!(詳しくはのちほど)
どうやって売っているの?
では、代理店などにどんなセールスをしているのでしょうか?
営業部の方にお話をお伺いしましょう。
チラッ
インテリア営業本部首都圏一部一課営業部 林さん
「さっそくですが、林さんの一日の流れを教えてください」
「そうですね、まず出社して事務作業を1時間します」
「事務作業って具体的には何をするんですか?」
「メールチェックや、前の日に頂いたお客さんからの宿題をやったり、在庫管理や手配をしたりしています」
社会人にとってはオーソドックスなルーティーンのお話も、私たちにとっては貴重な情報!
「それから営業に出かけるんですね」
「はい!9時に出発して、足立区と葛飾区の担当なので車で移動します」
「代理店さんに訪問、ですかね」
「そうですね。基本的には代理店をまわりますが、建築業者さんなどあらゆる業種の方に対して営業活動をしています」
「お客さんって全部で何人くらいいますか?」
「担当エリアにいるお客さんすべてが担当なので、もはや把握ができません」
「すんごい数のお客さん抱えてそう」
「まあいろいろな施主の方がいらっしゃいますね」
「そのうち、一日にだいたいどれくらい回るんですか?」
「1日10~15件くらいでしょうか。こみいった話であれば1時間かかることがありますし、見本帳のメンテやサンプルを届けるだけなら5~10分で終わりますね」
「見本帳とは?」
すっく
パカ
「あ、百合の色のくだりで開いてもらってた分厚いカタログのことです」
「あ、さっきの枕になりそうなやつですね」
「無視?」
「商品の一部がそのまま貼ってあるから分厚くて重たいんですね」
「すごくアナログなやり方ではありますが、やはり実際の手ざわりや厚みを手で触って確かめてもらいたいですからね」
「これ、1冊で何枚のサンプルが貼ってあるんですか?」
「500くらいですね。パターンの異なるものが5冊あるので、2,500パターンのサンプルが見れるってことになりますね」
「ボリューミー!」
「お客さんによって持っていく見本帳を変えて、求めてらっしゃるものにより近い商品を提案しているんです」
「この見本帳の中で、売りたい壁紙をアピールしたりすることはありますか?」
「ん~直接的に営業活動をガッツリやることはなくて、たとえば『新しい見本帳が出たのでお届けしました~』とか、『お客さんにこういう壁紙がほしいって言われたんだけど、用意できますか~?』とか」
「ガツガツ営業しないんですね」
「リリカラの営業はルートセールスなので、既存のお客さんの役に立つことが一番大切ですね」
営業は楽しい!?
ここで、就活生のみなさんと年齢の近い、新卒の方にお話をお伺いしましょう。
インテリア営業本部首都圏営業一部三課 高橋さん
4月に入社されたばかりなんですって。フレッシュ~~!
「高橋さんの一日の流れもぜひ教えてください!」
「えっと、出社後……、9時に出発していますね。 私は世田谷、調布市、駒谷市を担当しているので車で移動して、で、ちょっと遅めに会社に帰ってくるのが基本的な流れですね~ 」
「新卒ということで、わからないことにとっさに対応しないといけないときがあると思います。 一人で外を回っているときに、そういうことがあったらどうしていますか?」
「そうですね、わからないときのほうが多いんですが(笑)、他部署の方、たとえばマーケティング部の方に電話したり、会いに行ったりして教えてもらっています」
「先輩が仕事中だとなかなか相談しづらい気もしますが…」
「ほとんどの先輩がしっかりその場で対応してくれますよ!聞けばすぐ教えてくれます」
「心強い」
「今朝も林さんにフローリングについて聞いたところなんです」
タイムリーでした
「高橋さんはもともと営業がやりたくて入社されたんですか?」
「そうですね、就活でも営業だけ見ていましたね」
「営業、どうですか?」
「すっごく楽しいです!」
「すっごく・・・楽しい・・・?大変じゃないんですか?」
「大変でもありますが、やりがいのある仕事ですよ~!」
「どういうときに楽しい!とか、やりがいがある!とか感じますか?」
「何回もお客さんのところへ通うことで、心も通うこと、とかですかね。
『(リリカラの商品に)変える理由がない』って言われたお客さんのところに、めげずに何度も通っていますが、『このサンプルもらっていいの?』とか以前とは違う反応をしてもらえるようになってきました」
営業って特殊なことだと思っていたけれど、ほかの人と徐々に信頼関係を築いていくことは日常的に必要なことですもんね。 私にもチャレンジできそう!
そして、林さんが堂々と「営業が楽しい!」っておっしゃった理由は、きっと社員さんの厚いサポートと、お客さんとの出会い、そしてご自身の変化が実感できているからなのでしょう。
リリカラで働くために必要なことはなに?
「あったほうがいいスキルとか資格とかって何かありますか?」
「事務処理、資料作りはパソコンがメインなので、MOSなんかがあれば自分を助けてくれるでしょう」
※MOS…マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト。WordやExcelなどのスキルを証明できる資格のこと。
「プラスアルファの資格があればより良い、って感じですね」
「ただ、お客さんに『これうまくコーディネートして』って言われることはあります」
「で、入社後に窓装飾プランナーを取得しました。これは窓まわりのデザインに役立つ資格です」
初めて聞いた資格名~!
「高橋さんはなにかありますか?」
「『聞き出す力』が必要ですね。『聞く力』ではなく『聞き出す力』、です」
「?」
「相手がもっている情報を聞き出す力ですね。自分がうしろに下がりすぎると何も得られませんし、逆にダイレクトに質問すると相手が引いてしまいます」
こちらが得たい情報・結果と、相手が得たい情報・結果が重なるように、丁寧に聞き出してすり合わせていくこと。
「インタビューする側としてグサリときました」
「大丈夫、できてますよ~! あと付随して話すことがニガテじゃないこととかですかね」
「営業ですもんね」
「はい。とくにルート営業はお客さんと何年もお付き合いしていきますからね。 逆にコミュニケーションがしっかりとれるなら、他のスキルがなくても問題ないでしょう」
学生時代とのギャップ
社会人と学生の間には、高い壁があるのでしょうか?
それとも、今以上の青空が待っているのでしょうか?
「私の採用活動という仕事は、入社した子が社会人になって生じるギャップを小さくすることです!」
「学生時代と社会人のギャップってどんなことがありますか?」
「社会人のお二人、どうですか?」
「学生時代、アルバイトをしていましたが、仕事の責任が全然違いますね。あと仕事での一喜一憂が激しくなりました(笑)」
それほど本気で仕事してるってことですよね。高橋さんほんとに仕事楽しそう。
「学生時代は要領よくやってましたけど、社会ではズルさが通用しないってのを社会人になってから学びました」
「要領よくやるのって…ダメなんですか?」
「要領よくやることと真面目にやることの両方を求められるのが社会人といいますか・・・。お金がかかっていますし、こっちがズボラな気持ちでやっていると、失敗したり、迷惑をかけてしまったりします」
「大学では授業に出ていますか?」
「はい、でも明日出すレポートをコピペする気満々だったのをここで懺悔します」
「じゃあ徐々に入学したばかりの真面目な頃に戻って、何ごとにも取り組んだほうがいいかもしれませんね」
みなさんも沢山やりたいことがあるかもしれませんが、どれも体重をかけてしっかり取り組んでいきたいですね!
リリカラなら贅沢な一人暮らしができる!?
学生時代との(良い意味での)ギャップになりそうなことは、リリカラの福利厚生にもありました。
「みなさんは今一人暮らしされていますか?」
「今は実家ですが、やっぱり卒業したら一人暮らししたいです」
「実はリリカラ、住宅手当が超充実しています」
「家賃の補助とかですか?」
「もちろんそれもありますし、ゴージャスな社宅に格安で住めますよ!」
「ゴージャスな社宅?」
「オートロック・2階以上など、あってほしい賃貸の条件が当たり前のものとして用意されています」
「社宅なので会社のルールはありますが、一人暮らしにしては贅沢すぎる場所で暮らせます」
「あと福利厚生に関連してですが、会員制のリゾートクラブで予約がとりやすい・お安く行けるサービスもありますよ」
「…ってなんか俺ばっかしゃべってない?」
「…いえ、ワクワクして言葉が出なかっただけです」
「怪しいセールスっぽくなるからヤメテ」
渡邊さん、遊んですみません(by関係者)
今後のリリカラと社員のみなさん
これからリリカラと社員のみなさんは、どんな未来へ進んでいくのでしょうか。
「今後やりたい仕事とかってありますか?」
「そうですね、もとから営業希望で営業活動が楽しいので、他部署に行きたいってのはないですね~」
「林さんも営業めっちゃ楽しんでる」
「ただ営業で得る情報やノウハウをもって企画のほうに行って、実際に企画を商品化してみたら、それはそれで楽しいのかな~と思います」
「高橋さんはずっと営業にいたいですか?」
「私も企画に行ってみたいですね。いろいろまわって、でも最後には営業に戻ってこれたらいいなって思ってます」
「お二人がまぶしい・・・。ちなみに渡邊さんはどうですか?」
「ちなみになの?(泣)来年営業の後輩に同行して、怒られながらやってみたいですね」
「想像したらすごく面白い」
おまけ
「えっ示し合わせたようにポーズ揃ってる」
「あーいいですねーこれ!社内で流行らせようかな」
リリカラインタビューでわかったこと
★インテリア業界って見てなかったけど、すごく面白そうで楽しそう
★その証拠に、リリカラの社員さんは(大変なこともあるだろうけど)前向きにお仕事をしてらっしゃる
★法人営業って難しそうだけど、ふだんの人間関係を築く上で大事なことが根底にある
★たくさんのお客さんと出会い、社員さんの親切なサポートを受け、日々発見や変化を実感できるリリカラの営業
★その上素敵なインテリアの数々に毎日携わって、さらに一人暮らしには贅沢すぎる社宅に住めるなんて、テンションが上がらないわけがない!!
リリカラのみなさん、とっても貴重な機会をありがとうございました!
「さて、帰ったら模様替えしよっと」
「レポート明日提出じゃなかったっけ?」
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