すぐに成果が出ないから、こんな人に期待したい!
学生記者こちらは人事研修チームの市丸さんと中野さん。お二人は人事担当ですが、どんな人が入社してほしいとお考えですか?
市丸うちの仕事はすぐに結果、成果が現れにくい仕事なんです。
学生記者すぐに成果が出ないんですか?総合職とか、営業というと、ノルマがあって、毎月売り上げを目標があるイメージです。
市丸一般的な営業というと、毎月の売り上げ目標というのがありますね。当社の場合は、調剤薬局という店舗を作ることなので、不動産のディベロッパーと似ている要素があるんです。1店舗立ち上げるのを考えると、時間がかかるのがわかりますよね。
ですから、一般的な総合職としてイメージする営業とは少しイメージが違うと思います。
すぐに答え、成果が出てくる業種ではないので、どちらかというと、粘り強く取り組める方にお越しいただきたいですね。そして、仕事の幅が広いので、意欲的にチャレンジする気持ちがある方にお越しいただけるのも嬉しいですね。
学生記者中野さんは最初から人事担当ですか?
中野いいえ。総務部としてキャリアをスタートしました。小さいことでいうと、事務用品の発注など。会社の営業車を手配したりということもあります。私は総務部で法務という部門でした。リーガルチェック、契約書の精査などをしていました。大学時代は法学部でしたので、法務という部門でも、その後の人事でも労働法など学びが役立てられたところもありました。
学生記者私は社会学部で、就職には活かされそうな内容ではない気がするので、就職という観点からはどのように役立てられるのか心配です。
中野もし、当社を志望するとしたら、薬の知識は薬剤師に勝てないわけですから、その他の学びを仕事に活かすにはどうしたらいいのかという観点を持つといいのではないかと思います。社会学で専攻が何かということもありますけど、社会学という観点は、広い視野を持った学びなので全体を見渡せるという言い方もできる。もしくは、統計学を学んでいたとしたら、今、多くの企業で求められる内容でもありますね。
女性の働き方も気になります!
学生記者女性が総合職で採用された場合、気になるのは結婚して子供ができたとき。
例えば、転勤したくないという希望は汲んでもらえるのでしょうか。
中野ちょっと違うケースですけど、旦那さんが転勤になった女性社員が、転勤先の支店で働くことになったというケースがありましたよ。産休、時短などを活用している方は多いです。というのも、社員の7割が女性ですから。現場は特に女性が多いので、産休、時短を有効活用しながらでも、働いてもらえたらありがたいです。時短勤務は法定でお子さんが3歳までとありますが、当社は小学校に上がるまで時短できます。
学生記者女性にも仕事でチャレンジすることや状況に合わせて働ける環境がありがたいですね。
市丸そうですね。面談で要望をしっかりと伝えることで、チャレンジしやすい環境が整っています。文系の方も、柔軟な発想で活躍できる場がありますから、興味を持った方は、ぜひ、インターンシップなどに参加してみてほしいですね。
聞いてみたい! 日本調剤に入ったきっかけ!
学生記者廣川さんがこちらの会社に就職しようと思ったのは、何が決め手でしたか?
廣川私は、就職について考え始めた時から、健康という側面に興味があり、医療業界も視野に入れていました。とはいえ、医療業界は理系の大学出身者の採用イメージが強かったんです。だから、「業界の印象」「聞いたことある社名」といったイメージにとらわれないために、業界研究をしっかりした方がいいなと思っていました。文系でも幅広く活躍できる会社だということを業界研究、会社説明会、OB訪問といった就職活動全般を通してしっかりと理解できたことで、「この会社に就職したい」という思いが明確になって行きました。実は、お隣にいる白形さんは大学の先輩なので、OB訪問をさせてもらいました。
人事の方も含め色々な方に会わせていただいて、色々な話を聞くことができました。そういうお話の中で、まず一番に働きやすさを感じました。
どんなキャリアを築いていきたいかを思い描いた時に、色々な経験を積みたいという考えがあったので、医療系の会社の中でも仕事の幅が広く、意欲的に取り組めそうだなという点が「就職したい会社」としての決め手となりました。
内定が出た後、大学での勉強内容、どんな業務をやりたいかということをヒアリングする個別面談がありました。その後、4月の研修を受けて、配属先が決定しました。
私は今、人事に配属されていますが、自分自身の就職活動の経験からお話すると、就職活動の際には、積極的にOB訪問をして、会社説明会では聞けない話をしっかりと聞いて会社選びをすることをおすすめしています。その上で、うちを選んでくれたら、もちろん嬉しいです。
おわりに
学生記者最後に、就活エースを見ている学生たちに向けて、メッセージをいただけますでしょうか。
中野学部内で勉強してきたことを生かしてもらえれば、学部傾向は問いません。例えば、理系の方はロジカルなので、そういうところを打ち出していけばいいですし、文系の方もご自身の勉強から仕事に役立てられそうな観点を見つけてみてください。
人と人との関わりが大切な業種ですので、みなさんとお会いする時にも、一緒に働きたいと思えるような人かどうか。自分の話したことに対して一貫性があるか。そんなところをみています。
日本調剤のみなさま、本日はありがとうございました!