天職市場×学生記者 【株式会社天職市場】採用市場に一石を投じる!新たなサービスを生み出すまでの軌跡とは!? ゼロからイチをつくる事業責任者へ突撃インタビュー
隣のオフィスながら、実はあまり知らなかった株式会社天職市場様。
今回は事業責任者である春名さん・サービス開発者である立見さんが、自らサービス開発秘話についてお話してくださいました。学生記者も総勢4名で、新卒採用の気になるあんなコトやこんなコトまでたっぷりお伺いしました!
企業活動になくてはならない「人材採用」を多角的に支援する天職市場の構想とは!?
インタビュースタート!
学生記者本日はよろしくお願いします。
立見さん 今日は来ていただいてありがとうございます! 今回インタツアー参加自体が初めて、っていう人?
立見さんありがとうございます! 少し緊張しているかな? 実際僕らも初めての部分はありますので、お互いいろんな話が出来ればと思っています。
では、まず私たち天職市場が携わっている領域についてご紹介します! ズバリ企業様の「採用支援」です。実際採用というものが企業にとってどのくらい大切なことなのかをお話します。
ここで皆さんに1つ質問ですが、「企業の経営資源」って何かわかりますか?
学生記者うーん、人材……ですか?
立見さんそうですね! 話の流れ的にも(笑)あとは……わかる人いますか?
学生記者モノ!
学生記者カネ!
立見さん正解です! カネ、って勢いありましたね(笑)
あとは最近だとヒト・モノ・カネに加え「情報」なんかも良く言いますよね。そういった企業が経営していく重要な要素の中に人材があり、「企業は人なり」とも言います。
学生記者人材なしでは成り立たないということですね。
立見さんはい。その大切「良い人材」を採用すること、そのことで新たな事業領域を広げることができたり、サービス向上ができたりする。それが顧客満足をつくり出すことにつながり、企業の収益があがり、また良い人材が採用できる、という循環が生み出されていきます。
学生記者企業が発展していくための基盤になるのが人材、なんですね。
立見さんその通り! それだけ企業が人を採用していくというのは重要なことなんです。私たちはそこに直接貢献しています。
では、ここからは人材マーケットについて、春名さんからお話いただきます
春名さん改めて、よろしくお願いいたします。
学生記者よろしくお願いいたします!
春名さん私がこの天職市場の事業をやります! ってなった時に最初にやったこと。それは……パンフレットを見てみてください。6年前に描いた絵なのですが、何もないところに天職市場というマーケットをつくるという絵です。
春名さんこの絵の構想を実現するために様々なプロジェクトを手掛けているのですが、実は皆さんが今やっているインタツアーも、天職市場のプロジェクトの1つです。
学生記者へぇ! そうだったんですね。
春名さん今日は肩の力を抜いて、自分も「つくる一員なんだ」という意識を持って、自分の手の内で社会をつくることができるという想いで参加してみてください。
学生記者わかりました! ありがとうございます!!
春名さんでは、資料をもとに天職市場ってどういう動きをしているの? というところをお話します。皆さんにとっては仕事を探す目線でのメッセージがわかりやすいと思いますが、今ある方法が本当に最良なのか?どうやって仕事を探せばよいのか? ということが問題としてあります。
そして、やはり採用する企業側にも課題はあります。よく考えると今あるサービスは完全ではない、ということがわかってきています。
学生記者なるほど……。
春名さんそもそも現在の採用の領域ってどうなっているの? というと、現状だとナビサイトやフリーペーパーで条件を探して、知っている社名の企業に行ったり、条件が良さそうなところに応募してみたり、ということが大半です。
でもこれって普通なのかな? と問いただしてみてください。
私たちは仕事の条件の比較ではなく、企業の魅力を知ってから条件を見てという順番が本質なのではないか、と考えています。
学生記者確かに、条件を最初に見てしまっています!
春名さん私はよく就職をお付き合いに例えるんですけど、相手を選ぶ時に真っ先にどういう「年収」かとか、「身長」がどうだとかの条件でその人を判断して付き合うことってまずないと思うんです。やっぱりその人の雰囲気や性格を知って、条件はそれから見て、その先に進んでいくのかなと思うんです。が、就活にはそのプロセスがない。天職市場はそれができるマーケットをつくろうとして動いています。
学生記者たしかに。お付き合いで考えるとすごく分かりやすいです。
春名さんいま人手不足が進む中で、さらに本質として抜けている部分もある。であれば、そこを補てんするサービスをつくることで顧客満足度も上がり、売上も伸ばせる。そして新たな市場を作ることができる、という中で動いているのが天職市場です。この考え方の下、たくさんのサービスを生み出しています。
学生記者なるほど、世の中に必要な部分を生み出しているんですね。
春名さん具体的には採用プラットフォームの提供、メディアナビ運営、新卒採用支援…など幅広いのですが、媒体メディアからウェブプロモーション運用事業までカバーしています。あとは採用サイトをつくったり、応募者が管理できる機能をつくったりもしています。
採用支援事業では新しいサービスを展開しているのですが、ここにインタツアーも含まれています。皆さんには企業の魅力を学生の目線で引き出してほしいと思っています。この活動は学生にも、企業側にもメリットがあるサービスです。
私たちはこれらを絡めて企業様に提案することで、展開を強めています。
学生記者インタツアーの意義を改めて聞くと、なんだか誇らしいです!
春名さんでは、採用プラットフォームとはどのようなものでしょうか。私たちはいち早く企業様が自社の採用サイトを持つことを提案してきました。例えば…こちらの大手企業様でも自社専用の採用サイトをつくりました。これにより、仕事を探すのも企業様の雰囲気を知るのもこのサイト内でできるようになりました。
これまではナビ媒体に掲載の依頼電話をするだけだったところが、企業様が自分達で発信ができるシステムを提供したのです。これにより、いつでも好きな時に、好きな内容が出せるようになりました。今までは募集が出てから掲載だったところを、先に情報を出して、良い人がいれば採用制度をつくる、といった新たな雇用を生み出すことにもつなげることができました。
学生記者すごい! 広がりがありますね。
春名さん「企業の雰囲気を知りたい」といったときに、採用したい人が何を気にするのか? こちらの企業様は女性が活躍する募集だったのですが、実は女性は社内のランチ事情を気にしていることがヒアリングの結果わかりました。
コンサルをしながら形をつくっていく。これが今の天職市場事業の基本です。
学生記者なるほど…! 面白そうです!
春名さん「料理を提供するのではなく、キッチンを提供する」というコンセプトで動いています。料理を出すだけだと「美味しい/美味しくない」だけしかありませんが、キッチンというツールを提供し使い方を一緒に追求した場合には、味付けや調理方法の工夫でどんどんおいしい料理が自分達で作れるようになっていきます。
いつまでも出前に頼るのではなく、自分達でおいしい料理をつくれるようにしましょう、という考え方です。
他にも、工夫をすることで一気に応募が増えたり、全国から人が集まってきたりと、企業様の採用を引き出し、お手伝いができるのはとても楽しいことです。天職市場のメンバーには、そういった魅力を引き出せる採用支援のプロになってくださいという話をしています。
学生記者「採用支援のプロ!」かっこいいですね。
春名さん皆さんも企業インタビューを経験していくことで、自分でも気づかないうちにどんどん成長していると思います。どの企業様がどんなことを大事にしているのか、魅力はどんなところなのか、強みは何なのか、どこが良いと思っているのか。そういったことは経験しないと気付かないことです。
私たちはより多くの学生にそういうアンテナを育ててほしいと思っていますし、そういう学生が増えれば魅力を引き出せる企業はどんどん増え、日本のマーケットは絶対活気づくと思っています。
学生記者なるほど。インタツアーも重要な取り組みなんですね……!
春名さん今、もしかすると「これから就活しなきゃいけない」っていう感覚、みんなの中であるかもしれない。けど、本来は「社会に出て働きたい」と思ってやってもらいたい。ただそのための材料が今の日本に少なすぎる。だから、こういうインタツアーのような取り組みをやって「どう魅力を引き出そうか!?」と思ってやってもらうと絶対楽しいと思います。
私たちは日本を変えていきますよ!
学生記者なんだかワクワクしてきました!!
春名さん最後に、売上についてもグラフがありますが、今飛躍的に伸びています。展開については新宿が開発本部で、営業については札幌から福岡まで15拠点ほどで活動をしています。そのほか、実際にサイトをつくってもらうメンバーや、広告を運用しているメンバーなどで構成されています。
向上心の強い方、ゼロからイチを生み出したい方、世の中の当たり前に疑問を持てる方、そしてチームで成果を出したい方、あとは負けず嫌いな方は大歓迎ですね。
学生記者私、当てはまってます…! 負けず嫌い、も歓迎なんですね??
春名さんこういった仕事は一見華やかに見えるかもしれないけど、やることはやっぱり泥臭いんです。その分ハードルは高いですが、やりがいがあるからバリバリできる!そしてプライベートも一生懸命やる。それができる職場ですね。